道路の問題を知る indexページ
とても貧しい国で投資額が極端に少ければ、道路と道路網が貧弱なのは仕方がない。
投資額が少なくても、能力があればそれなりの道路と道路網がつくられる。
投資額がそれなりでも、能力があれば十分な道路と道路網がつくられる。
投資額が十分で能力があれば、素晴らしい道路と道路網がつくられる。
投資額が多くて能力もあるなら、とても素晴らしい道路と道路網が築き上げられる。
し か し ---------
投資額が多くても、本来は高い能力を持っていても、
それらの使い所を間違うと、無茶苦茶な道路と道路網がつくられる。
そう、日本のように。
〜金と能力の使い道を誤った典型的な例〜
往復4車線、規制速度60km/hの高規格?な東名阪道(専用部)と、往復4車線の信号のある平面交差道路(国道302号線:一般部)が一体化した名古屋環状2号線。「自動車専用部と一般部で機能分担があるため国道も必要」などという説明は方便にすぎません。
東京の外環も同じですが、せっかく高規格道路を建設しながら、高い通行料金の支払いを避ける通過交通にまで、併設した信号のある平面交差道路を通行させるような事業は、他の国では見あたりません。
>>左のローカルリンク、または、失敗道路政策の研究から順にどうぞ。